総務省がキャリアを一蹴
総務省の作業部会は、ICTサービスにおける消費者保護ルールの見直し・充実について、スマートフォンなどのSIMロック解除義務化に本腰で取り組む中間報告を行いました。今後具体的な運用方針やスケジュールを明らかにするとしています。
SIMロック解除を巡っては、携帯電話事業者側から利用者の混乱を懸念する声や、端末価格の高額化、事業者ブランド戦略のインセンティブの喪失を不安視する声があります。しかし、総務省では「いずれの懸念もSIMロック解除に応じない根拠にならない」と一蹴。中間取りまとめ(案)ながら、新たな方向性を強く打ち出しています。
一部抜粋、全文はソースにて
携帯のSIMロック解除の義務化がかなり濃厚な感じになってきました。
総務省はかなり本気のようです。
なおキャリアの懸念を一蹴した流れは以下の通り
[懸念]端末が必ずしも他社のサービスに対応しておらず利用者に混乱が生じる。
[総務省]適切な説明をして利用者に委ねよ。
[懸念]SIMロック端末よりも販売促進費用を抑えるため、端末価格が現状より高くなる。
[総務省]行き過ぎた多額のキャッシュバックは利用者間の公平性や競争上むしろ問題。SIMロック解除はこれらに一定の抑制効果があり望ましい。
[懸念]端末やサービスについて事業者独自ブランド戦略のインセンティブが失われる。
[総務省]ブランド戦略はSIMロックで利用者を囲い込まず、端末の魅力を最大限引き出すサービスの開発・提供で進めるべき。
総務省さんかっけーっすwwww
ネットの反応
SIMフリー開放の問題点は携帯キャリアはや色んなメーカーはSIMロックを前提としたサービスモデルを設計してるってところ。今まで至れり尽くせりのキャリアによるサポートが一気に切り離されるけど、それに耐えられるメーカーがどこまでいるか
http://t.co/0QsLElrpid
— moritsuu (@moritsuu) 2014, 7月 11
バッサバッサ気持いいねぇ! 「 ブランド戦略はSIMロックで利用者を囲い込まず、端末の魅力を最大限引き出すサービスの開発・提供で進めるべき。」 http://t.co/hs3z8KigD7
— どら (@_dorayaki_) 2014, 7月 10
日本の携帯キャリアは消費者の足元見てるから、総務省ナイス http://t.co/3du3JbHaSi
— たけだ (@signyah) 2014, 7月 10
ざっと見ただけでも、サポート負担の急増で販売店(キャリアショップ)が死ぬのが予想されるわけで。SIMロック解除後の端末まで、キャリアが面倒を見る義理はないわけですし。/ SIMロック解除に強い意欲。携帯会社の懸念を「根拠なし」と一蹴 http://t.co/YTgwiKGDQK
— kamio hisashi (@hisa_kami) 2014, 7月 10
SIMロック解除はやって欲しいと思うけど、どちらかというと自動2年縛りプランやめてほしいんだよなぁ。24ヶ月中の1ヶ月逃がしたら自動更新とかやめろよ。という。 / SIMロック解除に強い意欲。携帯会社の懸念を「根拠なし」と一蹴 http://t.co/p3lQhbxTAh
— Yuta Hoshina (@sgrastar) 2014, 7月 10
端末とキャリアを別々に選べるのは幅広くていいんだけどなぁ。
面倒くさければキャリアのショップで一緒に購入すればいいだけの話だし。
それよりも2年縛りを辞めさせることの方を先にやってほしいわ。
キャリア主導の無意味なガラパゴス機能てんこ盛りと護送船団方式のおかげで、国内メーカーの開発力無くなっちゃったし